北海道の郷土料理「いかめし」を作ります。
中詰め飯にもしっかりと味を染み込ませた「いかめし」です。
なので北海道森駅の駅弁で有名な○○商店のいかめしとはちょっと作り方が違います。
材料
ヤリイカ : 4杯
戻し椎茸 : 小2枚
筍 : 50g
餅米 : 1/2合
米 : 1/2合
米用調味料
水 : 100cc
砂糖 : 小さじ 1杯
醤油 : 大さじ 1杯
酒 : 小さじ 1杯
みりん : 小さじ 1杯
煮込み用調味料
水 : 900cc
砂糖 : 大さじ2杯
醤油 : 150cc
酒 : 150cc
みりん : 150cc
前夜準備
餅米1/2合と干し椎茸をそれぞれ、別の器で前日夜から水に浸けておきます。
イカ
イカの内臓と胴の間に指を入れて胴から内臓を剥がして、目玉の上を持って内臓を引っ張り出します。
内臓は目玉のした部分に包丁を入れてゲソの部分を切り離します。
切り離したゲソの中心(クチバシ)を下から親指で外に押出し、クチバシを切り取ってゲソを細かく小口切り(みじん切り)にしておきます。
胴の方は一番色が濃くなっている部分の内側に骨が入っているので剥がして引っ張り出し、水洗いしておきます。
中詰め飯
前日から水に浸けておいた餅米と研いだ普通の米1/2合を一緒にザルに入れて水を切っておきます。
米用調味料を鍋に入れて。筍と戻し椎茸を細かくみじん切りにしたものと小口切りにしたゲソと一緒に強めの弱火で10分煮込みます。
10分煮込んだらザルで水を切った米を入れて、2~3分混ぜながら火を通した後、中火で汁気が無くなるまで火を入れます。
汁気が無くなったらバットに広げて30分くらいおいて熱を取ります。
飯詰め
イカの胴の中に冷ました中詰め飯をスプーン等で詰めます。
指で押し込みながらギュウギュウに胴の6割~7割くらいまで詰めます。
煮込んだときに米が膨らむのとイカが縮むので椎茸や筍を入れない場合は5割くらいが良いと思います。
中に入れる椎茸や筍は煮込んでも膨らまないので、その分を考慮して6割~7割くらいまで入れます。
中に入れる具の量によって詰める中詰め飯の量を加減します。
中詰め飯を詰めたら爪楊枝で胴の口を閉めます。
煮込み
鍋に煮込み用調味料を入れて、アルミホイルの落とし蓋をして30分弱火で煮込みます。
30分経ったら火を止めて煮汁ごと、別の器に移して冷まします。
急いでいるときは粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫へ入れて冷やします。
イカが中詰め飯でパンパンになってます。
完成
イカが冷えたら輪切りにして器に盛って完成です。
中の中詰め飯にもしっかりと味が染み込んでいるので、盛り付けた後に煮汁をかけたりする必要はありません。
そのまま、美味しく食べられます。
餅米100%で作っても良いのですが、モチモチ過ぎるので半分は普通の米で作ってみました。
食感がモチモチ過ぎず、丁度良い感じです。