家のラードが無くなったのでラードを作ります。
今回は中国の家庭で一般的にラードを作る時の方法を紹介します。
中国は広いので地方によって、作り方もいろいろなのかも知れませんが、
私の知っているオーソドックスな作り方を説明します。
ラードはまとめて作っておけば冷蔵庫で長期保存が可能なのでタッパーに入れて冷蔵庫で保存しておけば使いたい時にスプーン等で削って使えます。
また、常温で溶けるので小瓶に小分けにして、1瓶づつ出しておけば使い易いと思います。
材料
材料は豚の背脂だけです。肉屋で100g 60円~70円くらいだと思います。
私は100g 64円で2kg買ってきました。
刻む
買ってきた背脂を3cm角くらいの大きさに刻みます。(アバウトでOKです)
小さい方が時間が短縮出来ます。
加熱
後は大鍋に入れて最弱火でコトコト加熱するだけです。テフロン加工等してない鍋を使うときは時々、ヘラ等で底にこびり付かないよう掻き混ぜた方が良いと思います。
1時間半から2時間くらいでこんな感じに仕上がります。
鍋の中の背脂のカスを揚げ物のザル等ですくい取り、冷えてからタッパー等に入れて冷蔵庫か冷凍庫で保存します。
このカスは中国では細かく刻んで炒飯や餃子の餡に入れて使います。
豚肉の旨味が濃いので一度お試し下さい。
カスを取ったラードを熱いうちに目の細かいザルか油漉し等で濾して、熱が取れて白くなるまで置いておきます。
完成
熱が取れて白くなったら、タッパー等に入れて冷蔵庫で保存します。
これで1年以上使えます。
ラードはチューブで売っていますが結構、高いので家でまとめて作り置きした方が経済的ですし、チューブだと冷蔵保存していると堅くなって使いづらいのでスプーンで削れるタッパー等に保存する方が使い易いと思います。